生活習慣病として知られている、高血圧。この高血圧、自覚症状もほとんどなく、なにか命に関わるイメージがない人も多いためあまり意識して生きている人はいないのではないでしょうか?しかし、高血圧は最悪死を招きます。高血圧の原因と治療法から、高血圧にならない体を得ましょう。

血圧測定機と女の人
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高血圧と頭痛には因果関係がある

病室

高血圧の患者・予備軍は4000万人を超えると言われています。
症状が目に見えるわけではありませんので、中には治療を受けていないという人も少なくはありません。
高血圧と関連性のないように思われる症状の一つとして、頭痛があります。

頭痛が起こる原因は様々ありますので、まさか高血圧が原因であるとは思わない人が多いようです。
一般的に頭痛が起こる原因は、脳の血管が拡張することによって神経が刺激され痛みが起こるとされています。
しかしながら、高血圧が原因の場合には一般的なものとは異なります。

血流は調整機能によりコントロールされているため、血流圧の影響があることはありませんが、頭痛と高血圧の症状がセットとなっている場合には高血圧性脳症や脳卒中のリスクが高まります。
高血圧性脳症は何らかの理由によって元々備わっている調整機能が限界を超えた状態のことです。
急激な血圧上昇や長期間血圧が強い状態が続くことで、脳がむくみ、脳蓋内圧が高くなりやすくなります。
その結果、神経が刺激され、頭痛という症状が引き起こされると考えられますので、特に早朝に症状が起こりやすいという傾向が見られるようです。

痛みを放置していると、脳だけではなくその他の臓器にも悪影響を及ぼす可能性があるため、早めに適切な治療を受けるということが必要となります。
なお、後頭部に急激な強い痛みを感じた場合には、くも膜下出血や脳出血などの病気である可能性があります。
このような強い痛みを感じる前に軽い痛みが見られることもあるようです。
意識が朦朧とする、手足の感覚異常が見られるという場合には、すぐに医療機関を受診することが大切になるでしょう。

高血圧性脳症や脳卒中などを予防するためには、自分の体調をしっかりと把握するということに加えて、急激な血圧の上昇を防ぐような生活を心掛けるということがポイントとなります。
また、飲酒・喫煙は脳卒中のリスクを高めますので、控えるようにしましょう。

高血圧性脳症や脳卒中に注意しましょう

高血圧性脳症は血圧の異常上昇によって脳障害が進行し、治療の遅滞から非可逆的な脳障害や致死的な転帰を招く可能性があります。
高血圧性緊急症の一種で、主な症状には頭痛や悪心、嘔吐や視力障害、けいれんや意識障害などがあり、高血圧性脳症は比較的症例数が少ないので、多くの臨床試験において高血圧性緊急症に含まれます。

血圧上昇が原因とされていて、管理不良による慢性高血圧や急性・慢性腎不全、妊娠高血圧症候群や子癇、褐色細胞腫などの内分泌疾患があげられます。
全身性エリテマトーデスや結節性多発動脈炎といった血管炎や薬物中毒などもあり、高血圧による頭痛には後頭部に症状が出現することが多いです。

その他の原因で頭痛が起こることもありますが、心当たりが無いのに後頭部が痛む時は、血圧を測定すると良いでしょう。
高血圧から脳卒中が引き起こされる原因には、血圧が高い状態を維持することで脳に繋がる血管が傷つけられることによります。
血圧が高いと脳出血の危険性も非常に高いと言われているので、普段から血圧の高い人は血圧の管理に注意が必要です。
例えばくも膜下出血は頭蓋骨の内側のくも膜血管が破れたり、くも膜下などに血液が流れ込む疾患です。
くも膜下には脳に血液を送る血管があり、衝撃などから脳や脊髄を守る脳脊髄液があり出血が起こると重篤な症状になることも多いでしょう。

脳は自律神経などの調節機能により血流が一定に維持されていて、一時的に血圧が高くなっても、血管が広がったり神経が刺激され頭痛が起こることは通常ありません。
しかし急激に血圧が高くなり長期間高血圧状態が続くと、血流を維持する脳の機能が限界を迎えてしまい、代謝などに異常が現れ、脳内に水が溜まりむくみが起こったり頭蓋内圧が上昇してしまうのです。
高血圧には十分注意する必要があります。